生まれた時からずっと一緒だった飼い犬が豹変し、1歳になったばかりの女児を襲った。事故は飼い犬が食事をしている最中に起きており、女児の家族は「幼い子供からは目を離さないで」と涙ながらに訴えた。『WSYX』などが伝えている。
米イリノイ州サンガモン郡スプリングフィールドに住むアミリカル・ハルちゃん(A’myrikal Hull)が今月18日、メスの飼い犬に襲われて死亡した。
事故を起こした犬は狩猟犬として知られるパタデール・テリアと、米国の一部では所有が禁止されているピット・ブル・テリアのミックス犬で、4年前から飼われていた。これまで人を襲ったことは一度もなく、アミリカルちゃんとはベストフレンドとして育ったという。
事故当時の飼い犬は食事中で、アミリカルちゃんが餌が入っていたペット用の皿に近づいたところ、突然頭に噛みついたという。飼い犬はそばにいた10代の少年2人によって引き離され、アミリカルちゃんは地元のHSHS・セント・ジョンズ病院に搬送されたが、夜遅くに死亡が確認された。
事故を受けて、親戚のコーリー・ペインターさん(Cory Painter)は地元メディアの取材に次のように話した。
「アミリカルは今月7日に1歳の誕生日を迎え、最近やっと歩き始めたばかりでした。いつも笑顔で明るい子でしたが、ベストフレンドとして育った犬にこんな形で襲われるなんて、今でも信じられない気持ちです。どんな状況下であっても、子供から目を離すなということでしょうね。」
なお飼い犬はその後、