カナダで極寒警報が発令される中、隣の家の友人宅から自宅に戻ろうとした女性が遺体で発見された。女性は隣人宅から歩いて帰宅しようとしたが、これが命取りとなってしまった。『New York Post』『People.com』などが伝えている。
カナダのブリティッシュコロンビア州ドーソン・クリークで、現地時間7日の午前10時50分頃に68歳の女性が自宅近くで亡くなっているところを発見された。
女性が住むドーソン・クリークは、米アラスカ州に向かうアラスカ・ハイウェイのスタート地点としても知られており、冬は極寒で雪深い地域である。
女性は前日の夜から隣の家に住む友人を訪れて、お酒を楽しんでいたようだ。そして日付をまたいだ深夜1時頃、すぐ近くということもあり歩いて自宅に向かった。
しかし女性は自宅に戻ることはなかった。王立カナダ騎馬警察は「女性は翌朝になって友人に発見され、通報を受けた救急隊によって死亡が確認された」と公表しており、女性の死因に関しては調査中だが「これまでのところ、極寒にさらされたことが原因だと考えられる」と声明を出している。
女性の遺体が発見された当時はブリティッシュコロンビア州北東部のすべてに極寒警報が発令され、