昔話「わらしべ長者」は1本の藁を物々交換により大金持ちになっていく話だが、アメリカのある女性は1本のヘアピンから家を手に入れることを目標に“リアルわらしべ長者”プロジェクトを立ち上げた。約半年間で合計25回の交換を経た昨年11月に女性はトレーラーキャビンを手に入れたが、今もトレーラーキャビンと何かを交換をしてくれる人を引き続き探しているという。『LADbible』などが伝えた。
米サンフランシスコ在住のデミー・スキッパーさん(Demi Skipper、25)は、物々交換で家を手に入れることを目標にした“リアルわらしべ長者”プロジェクト「Trade Me Project」を行っている。5月27日にInstagramとTikTokに専用アカウントを開設したデミーさんは、「ヘアピンです。このアカウントをフォローして、このヘアピンが家になるまで見守ってね」と言葉を添えて投稿した。
このプロジェクトには2つのルールが決められており、家族や友人と交換することや交換した物にお金をかけることはしないそうだ。
記念すべき最初の交換はピンク色のピアスで、0.1ドル(約10円)だったヘアピンが10ドル(約1,000円)のピアスになった。
その後はマルガリータグラス4つ(10~24ドル)、掃除機(24~60ドル)、スノーボード(60~95ドル)、Apple TV 4K(95~180ドル)、Boseのノイズキャンセリングヘッドフォン(180~220ドル)、Xboxとコントローラー2つ、カセット2つのセット(220~320ドル)、2011年製のMacBook Proなど次々と交換していった。2011年製のMacBook Proは、小売価格320~400ドル(約33,000~41,000円)という。
交換はまだまだ続き、