「このペーパーウェイトの裏側にはネジが付いていて、開けてみるべきか、そのまま捨てるべきか本当に悩みました。翌朝、仕事に行く前に中身が入っているかどうか覗いてみようと決意しました。そしていざ開けてみると、遺灰のようなものが入っていたんです。すぐにこの写真を撮り、持ち主を探そうとSNSでシェアしてみました」と明かした。
あるべき場所へ骨壺を返したいと思いシェアしたジェシカさんの写真は、多くのユーザーにより拡散された。同日夜には地元紙『Chronicle Telegram』から「この話をシェアして持ち主探しを手伝いたい」と申し出があったそうだ。
瞬く間にシェアされたジェシカさんの投稿により翌朝、持ち主の夫と名乗る男性から「妻の父親の遺灰が入っており、数年前に失くしてしまい探していた」という連絡が届いた。この男性によると、妻が数年前に付き合っていたパートナーが別れた腹いせに妻の持ち物を持ち去ってしまい、その際に骨壺を失くしてしまったという。
男性に骨壺を渡すことができたジェシカさんは「男性の奥さんの家族が拡散された投稿を見て、失くした骨壺だと気付いたそうです。男性としばらく話してみると、私が持っているものが探していた骨壺であると分かりました。男性はクリスマスの朝に、サプライズで奥さんにこの骨壺を渡そうと計画していると言っていました。クリスマスシーズンに誰かに喜びをもたらすことができ、本当に光栄です」とコメントしている。
画像は『Bored Panda 2020年12月24日付「Woman Realizes The $1 “Paperweight” She Bought Is Actually An Urn With Someone’s Ashes, Finds The Owners」(Image credits: Bruce Bishop)(Image credits: jessica.roberts.100)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)