寂しさを綴った。
アビーちゃんはLS18 rocksに通い、同じ境遇に置かれている6~14歳の生徒達と力を合わせて曲の演奏、収録、リリースまで大人の力は借りずに作り上げた。アビーちゃんは「『物理的に寄り添うことはできないけれど、心は寄り添っている』という考えで曲を作りました。おばあちゃん達はこの歌を聴いて目に涙を浮かべていました。私達はどれだけおばあちゃん達が大好きなのかをただ伝えたかったの」と企画への思いを明かした。
同スクールは今年の3月からオンライン授業しか行われておらず一度に全員で集まることができなかったため、Zoomを使いリモートで収録が行われた。ベース担当として参加したオリ・ジーヴス君(Oli Jeeves、12)は「クリスマスにおじいちゃんやおばあちゃんとハグができればそれで十分なんだけど、叶いそうにもないよ。この曲をおじいちゃんとおばあちゃんのために作り、バーチャルでハグを送ることが、直接ハグすることの次にできる最善の方法なんだ。おじいちゃんやおばあちゃんもこの曲が好きで、最初にビデオで演奏を見た時は泣いていたよ」と祖父母へ思いを伝えられたことに喜んでいる。
今回の曲『Virtual Hugs(There’s No One Quite Like Grandma)』は今月1日にYouTubeにアップされ、今月11日にはSpotify、iTunes、Apple Musicなどで公式に配信される予定だ。楽曲の配信により発生した利益は、孤独と闘う高齢者の支援を行うチャリティ団体に寄付されるという。
画像は『Mirror 2020年12月4日付「Kids missing grandparents sing Christmas hit ‘There’s No One Quite Like Grandma’」』『Daily Express 2020年11月25日付「Rock school kids’ ‘Virtual Hugs’ to cheer Granny in festive lockdown」(Image: LS18 Rocks)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)