強盗の被害に遭ったあるピザ店が監視カメラの映像を確認すると、押し入った男がピザを作り始めるという奇妙な映像が流れた。男は現金などを物色した後にゴム手袋をして生地を伸ばしピザを作り始めるが、最後まで作り終えなかったようだ。その後、男は逮捕されたことを『Insider』などが伝えている。
米カリフォルニア州フラートンにあるピザ店「Big Slice Pizza」で今月9日、従業員が出勤すると店内が荒れており強盗に入られてしまったことが発覚した。店内には監視カメラが設置されており、フラートン警察の捜査で犯人はオスカー・アレクサンダー・サンチェス(Oscar Alexander Sanchez、25)と判明し、オスカーは逮捕された。
オスカーは8日の夜、おもちゃの銃を手に同店へ侵入すると現金500ドル(約5万2000円)やタブレット端末、ビール、デリバリー用の車などを奪ったという。一通り物色を終えるとオスカーはゴム手袋を装着し、作業台に打ち粉をしてピザ生地を手で伸ばし始めた。映像には生地を伸ばしているシーンしか映されておらず、時間がなかったのか最後までピザを作り終えなかったようだ。
さらにオスカーはよほどお腹が空いていたのか、クルトンの入ったタッパーを取り出すとゴム手袋を新しいものに変えて食べ始めた。強盗の最中にも衛生観念を持ち、