「あなたはこれからも永遠に私のインスピレーションであり、ファッションアイコンに変わりありません。そして何よりも、あなたは私にとって“闇の世界を明るく照らす、真の光”としてお手本であり続けることでしょう。」
とInstagramで亡き祖母を偲んでいた。
プライベートでこれだけ悲しい出来事に見舞われてきたマイリーだが、このほど出演した北欧のトーク番組『Skavlan』のなかで、そんな数々のトラウマやそのヒーリングプロセスについての本音を語っている。
「この数年の間に、私は多くのトラウマと死に向き合ってきたわ。マリブでは家が焼失して、最近離婚も経験した。すごく仲良しだった祖母も亡くしたわ。」
「でもそのことで泣いて過ごす時間は、決して多くはなかったの。それは自分が冷たい人間だからでも、感情を無理矢理抑えようとしていたからでもないのよ。」
当時の心境をそう説明し、自然災害や愛する人の死など、自身の力ではどうにもならない事柄について「起こってしまったことを、ただありのまま受け止めるようにしていた」と明かした。そして負の感情に「閉じ込められてしまいそうな気持ちに襲われ始める」前に、自らコントロールできる事柄に引き続き没頭するように努めたのだそうだ。
ちなみにマイリーは同番組で司会者からの「年を重ねるにつれて、自分が感情的・非感情的、どちらにシフトしていると思う?」と問われ、
「これまで別れてきたオトコ達は、私が非感情的になった―と言うでしょうね。でも私自身は、むしろより感情的になっていると思うわ。」
と答えている。
「気持ちを切り替えて前へ進んでいく女性に対して、世間は冷たいって負のイメージを抱きがち」とも述べていたマイリー。しかし起こってしまったことをありのままの現実として受け入れる潔さと、それによる負の感情に支配されてしまわないよう歩み続ける彼女の強さは、人生におけるなんらかのトラウマを乗り越えようとしている人達にとってずいぶん励みになったに違いない。
画像1、3枚目は『Miley Cyrus 2020年10月13日付Instagram「VOTE VOTE VOTE VOTE」、2020年8月22日付Instagram「ven though you are gone…. NOTHING has or ever will change.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)