日本人同士の結婚では法律上夫婦別姓は認められていないが、イギリスでは結婚後に一方の名字に合わせることは強制ではない。そんなイギリスでは最近、夫婦別姓にしたり、互いの名字をつないで使用するカップルが増えているそうで、英メディア『Metro』『The Sun』などが結婚後ミスター&ミセス“ホワイト・クリスマス”になった2人について伝えている。
結婚により“ホワイト・クリスマス”というロマンチックな名字を手に入れたのは、英南西部ドーセット在住のキーラン・ホワイトさん(Kieran White、20)とティリー・クリスマスさん(Tilly Christmas、21)で、今月2日に英南西部バースにあるローマン・バス(The Roman Baths)の美しい教会で結婚式を挙げた。
ドーセットにあるブリッドポートの学校で12歳の時に出会ったという2人は6年後、2018年のクリスマスに婚約。当初は7月に結婚式を予定していたものの、コロナ禍で11月に延期したのだった。
キーランさんがティリーさんにプロポーズをしたのは、スコットランド南西部グラスゴーにあるテラコッタ噴水「ドルトン・ファウンテン(Doulton Fountain)」を訪れた時だそうで、ティリーさんはサプライズだったプロポーズをこう振り返る。
「噴水に見とれていた私は、キーランが私の背後でプロポーズをしようとしていたことに気付かずにいたの。でも名前を呼ばれて振り向くと、彼は指輪を持って跪いていたわ!」
こうして出会いから8年、13人のゲストの前で永遠の愛を誓った2人は、この結婚によりそれぞれの名字のホワイトとクリスマスをつないで、“ホワイト・クリスマス(White-Christmas)”と名字を変更した。
ティリーさんはこれからの季節にピッタリの“ホワイト・クリスマス”という名字について、