1人のメンバーが失踪するというトラブルに見舞われる。そのメンバーは謹慎期間を経て復帰するが、その後スキャンダルを起こして脱退。EE JUMPは解散となってしまう。
そして1人になったソニンが挑んだシングルが『カレーライスの女』だった。裸にエプロンという大胆な姿のCDジャケットが大きな話題となった。タレントのマツコ・デラックス(47)が「つんく♂さんの曲で一番好き」と公言するほど、この曲のファンは多い。
その後は俳優業へとシフトしたソニン。大竹しのぶ(63)の舞台を観たことをきっかけに、本気で演技に取り組みたいと決意したという。そして2007年、大竹主演のミュージカル『スウィーニー・トッド』のオーディションを受けて見事合格を果たす。
舞台出演のオファーが殺到するようになった2012年、ソニンは休業してニューヨークへ1年間の演技留学をすることを決めた。当時は留学に反対する声もあったという。帰国後は精力的に舞台に出演。第26回読売演劇大賞(2019年)の優秀女優賞を受賞するなど、ミュージカル女優としてのポジションを築き上げた。
華やかに芸能界にデビューしたものの、すぐに挫折を味わい芸能界で生き残るために切磋琢磨してきたソニン。つんく♂が「普通の女の子なら挫折していたかも」と言うのも納得だ。そんなソニンの生き様に感動する人も多く、ネット上では「自分の生きる道を見出して結果を残していった姿は尊敬しかない」という声があがっている。
18日には東京・日本橋三井ホールでデビュー20周年記念ライブも行われた。20周年イヤーということで、情報番組やバラエティ番組への出演も増えてきている。37歳になってますます輝きを放つソニンから目が離せない。
画像1、2、4、5枚目は『Sonim・ソニン・선임 2020年10月19日付Instagram「昨日 デビューして丸20年の日でした。」、2020年10月14日付Instagram「新曲「ずっとそばにいてね。」発売!!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 すぎうら)