こう述べた。
「実は大きなプロジェクトを終えた後、『写真家を辞めたい』と思ったことがあってね。精神的に追い詰められてうつ状態に陥ったのよ。そしてどうにもならなくなった時、『ステパンとの撮影を私の最後の仕事にしよう』と決めたの。実際に撮影が始まるまでにかなりの時間を要したけど、ステパンとの撮影を終えた時、次の撮影を楽しみにしている自分に気付いたの。」
ミラさんによると、実際の撮影は90分と決められていて、ステパンの気分に合わせて進めていくそうだ。
「決して強制はしないわ。私の写真は全てがステパンとモデルたちの自然な姿を捉えたものなの。よく『写真を加工した?』って聞かれるけど、そんなことは全くないわ」と笑うミラさんだが、自分の写真を通して伝えたいことがあるという。
「多くの人に感じて欲しいのは、動物の美しさ、強さ、そして自然の素晴らしさね。驚く人もいるかもしれないけど、ほとんどの写真はモスクワの森で撮影されたものよ。そしてモデルが着用している服にもこだわっているの。夫が制作しているロシアのドレスを纏ったものが多いのよ。ロシアという国を肌で感じ取って欲しいし、おとぎ話のような美しい世界を楽しんでもらえたら嬉しいわ。」
ミラさんは「今後もステパンとの仕事を長く続けていきたい」と抱負を述べており、彼女の写真には「本当に美しい」「ゴージャスね」「ディズニーの夢の世界みたい」「こんなドレスが欲しい」「素敵!」「次の写真を楽しみにしているよ」といった感想が多数あがっている。
画像は『Mila Zhdanova | photographer 2019年4月12日付Instagram「Самое популярное животное для съемок, это конечно Степан」、2020年9月28日付Instagram「А вы знали что поцелуй в щеку сжигает 5 калорий?」、2019年7月30日付Instagram「Привет.」、2020年10月9日付Instagram「Вы знаете,что произошло в 1896 году?」、2019年3月7日付Instagram「СРЕДА – ЛАКОМКА」、2019年1月10日付Instagram「Всем привет」』『UNILAD 2018年8月6日付「Russian Couple Adopted An Orphaned Bear 25 Years Ago And He Still Lives With Them」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)