このほどアメリカで、森へ狩猟に来ていた家族に悲劇が起こった。11歳の息子が、一緒に来ていた継父(40)に鹿と間違えられて撃たれた後に命を落としてしまったという。『Metro』『FOX 5 DC』などが伝えている。
米ミシガン州セントクレア郡クレイタウンシップで今月13日、11歳のザッカリー・ロック君(Zachary Rock)は家族と一緒に森へ狩猟に来ていた。
ミシガン州では、9月に州の私有地や公有地で「リバティー・ハント(liberty hunt)」と呼ばれる鹿狩りが2日間にわたって行われる。この日は未成年者も狩りができるとあって、ザッカリー君は家族と共に参加していたようだ。
当時は日も暮れて、あたりが暗くなっていた。そんな中でザッカリー君は1頭の鹿に向けて銃を放ち、自ら撃った鹿の後を追った。するとその瞬間に銃声が鳴り響き、ザッカリー君は銃弾を受けてその場に倒れてしまった。
一緒に狩りをしていた継父が、鹿と間違えてザッカリー君を撃ってしまったのだ。すぐに家族は警察に連絡を入れ、救急隊が到着するまで心肺蘇生を行った。しかしザッカリー君は搬送先の病院で死亡が確認された。
継父はザッカリー君を誤って撃ってしまったことを認めており、