「マリカは利き手の左側の手と腕は使えますが、右側は腕が動かせるだけで手を握ることはできません」と明かしている。下半身麻痺により歩けなくなってしまったマリカちゃんは車イスの生活を余儀なくされ、大好きだった体操など体を動かすことが二度とできなくなってしまった。
マリカちゃんは診断を受けてから4か月以上入院し、7月22日に退院して自宅に戻ることができた。しかし車イスでの移動などに制限があるため今までの部屋で暮らすことは難しく、現在はリビングルームで寝ているという。
デビーさんは「たまたまリビングが広かったので家具を移動させ、カーテンを取り付けたりしてマリカのプライバシーを確保するようにしています。しかしシャワールームは同じ階にないので、代わりにベッドの上で体を拭いて対応しています」と苦労を明かしている。
マリカちゃんの世話をしやすい大きな家に引っ越すために、デビーさんはクラウドファンディング「GoFundMe」を利用して資金を集め始めた。9月8日現在、目標額3000ポンド(約41万6000円)に対して2068ポンド(約28万7000円)が集まっているという。
デビーさんは「マリカの麻痺が治らないと分かった時、私たち家族は打ちのめされました。マリカもしばらくは落ち込み『何でこんなことになったの? もうこんなの嫌だよ』と怒り、ストレスで髪の毛が抜けてしまうこともありました。しかし今まで通りの明るく活発なマリカはいつも私を笑顔にしてくれます」と話しており、マリカちゃんは自身の状況を受け入れ前向きに過ごしているそうだ。
画像は『Mirror 2020年9月6日付「‘One-in-a-million’ condition left healthy girl, 11, paralysed from the chest down」(Image: xxxxxxxxx WS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)