観客らと一緒になって拍手したトムは立ち上がり「みんな、映画館に戻れてよかったね」と述べて出口に向かった。観客席から「映画を楽しんだ?」との声が聞こえると「最高だったよ」と答え、映画館を後にしている。
映画『ダークナイト』シリーズなどで知られるクリストファー・ノーラン監督の『TENET テネット』は、ジョン・デヴィッド・ワシントン演じる特殊部隊員が時空を超えてミッションを遂行するタイムサスペンスで、新型コロナウイルス感染が広がる前のハリウッドでは「今年の最高傑作のひとつ」とも言われていた。イギリスではロックダウン緩和後に映画館が再開したが、同映画が多くの観客を呼び戻すことを期待されている。
ヘリコプター操縦士のライセンスを持つトムは24日、自身が操縦するヘリコプターでロンドンのバタシー・ヘリポートに降り立つ姿がキャッチされた。先月はロンドンのリッチモンドにあるゴルフコースにヘリコプターで到着し、周囲の人達を驚かせていた。
そんなトムは最近、英ハートフォードシャーにあるワーナー・ブラザースのスタジオで『ミッション:インポッシブル』シリーズ第7作と第8作の撮影を再開したばかりだ。当初はイタリアのベネチアで撮影を始めていたが、新型コロナウイルスの影響で延期になっていた。なおトムが主役を演じる映画『トップガン マーヴェリック』の米国公開は、今年6月から2021年7月に再延期されている。
画像は『Tom Cruise 2020年8月25日付Instagram「Big movie. Big screen. Loved it.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)