「小さな有袋類が、野生のキツネや他の捕食動物に捕らえられたとは考えにくい。血痕などはどこにも残っていませんでした」と述べている。
カイザースラウテルン動物園ではミラを捜すために犬を連れたハンター2人を雇っているが、今も見つかっていない。シュミットさんは「動物園のスタッフ全員が、ミラが発見されて健康であることを祈っています」と話した。
珍しいアルビノのカンガルーの赤ちゃんが失踪したことについて、ネット上ではこのような意見が飛び交った。
「母親カンガルーの大きさは知らないけど、凶暴な蹴りができる動物だから、どんな侵入者とも戦ったのではないかと思うよ。」
「動物園から動物が盗まれたという話は何度も聞いたことがあるけど、すぐに動物園に戻されているよ。世話の大変さを考えていなかったんだろうね。」
「どこかの大富豪が、新しいペットを欲しかったのかも。」
カンガルーのアルビノが誕生するのは、5万頭に1頭程度と言われている。野生の場合は姿を隠すことが困難なことから、ほとんどが大人になるまで生き残れないそうだ。しかし自然の捕食動物が減少したことにより、生息地のオーストラリアでは白いカンガルーの目撃情報が増えているという。
画像は『The Independent 2020年8月24日付「Missing baby albino kangaroo ‘may have been stolen’」(Zoo Kaiserslautern/Facebook)』『Metro 2020年8月22日付「Missing baby albino kangaroo ‘may have been stolen’ from zoo」(Picture: Facebook/Zoo Kaiserslautern)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)