マライアについてこう述べていた。
「彼女を歌手としてリスペクトするから、失礼なことは言いたくない。だが、個人的なレベルではそう感じない。人として嫌いだ。」
「正直になろう。俺は教訓を得た。誇大広告を信じるなってね。彼女を尊敬するが、彼女が本当にすべてを兼ね備えているわけじゃない。美人だってことだけは言っておこう。」
のちにエミネムは2002年リリースのアルバム『The Eminem Show』の収録曲『Superman』と『When The Music Stops』の歌詞で、マライアとの交際をほのめかした。一方でマライアはエミネムとの交際を全否定し、同年リリースの楽曲『Clown』でエミネムを侮辱する内容を歌っている。
さらにエミネムは2009年リリースの楽曲『Bagpipes from Baghdad』で、マライアと当時の夫ニック・キャノン(39)の2人をなじった。その6か月後にマライアは「執着する」という意味の楽曲『Obsessed』でエミネムに反撃、翌月にはエミネムが楽曲『The Warning』でマライアにリベンジするなど、激しいバトルを繰り返したのだ。
その後10年間は2人の戦いが沈静化していたが、2019年にエミネムがファット・ジョーの楽曲『Lord Above』にゲストとして参加し「俺とマライアは良い関係で終わらなかった」と歌い、再びマライアを攻撃していた。
画像は『Marshall Mathers 2018年10月16日付Instagram「KING KONG AINT GOT $#*! ON ME!」』『Mariah Carey 2020年7月9日付Instagram「The Meaning of Mariah Carey Out Sept 29」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)