空手の技のようにキレのよいコメントからサバサバした性格がうかがわれる。
杉野遥亮は2015年に「第12回FINEBOYS専属モデルオーディション」でグランプリを獲得して芸能界に入った。俳優として数々の作品に出演する一方、昨年は日本テレビ系バラエティ番組『ヒルナンデス!』で10月の金曜日シーズンレギュラーを務め、初回から意外な天然ぶりを発揮してレギュラーの陣内智則を「無茶苦茶や! どえらいモンスター入って来たわ!」と驚かせたものだ。
さらに昨年10月期に放送された生田斗真主演ドラマ『俺の話は長い』でバーテンダー・駒野海星役を務め、若くして人生を極めたようなイケメンを好演して新境地を拓いた感がある。
実は杉野遥亮にとって連続ドラマ初主演となったMBSドラマイズム『スカム』(2019年7月期)で山本舞香と共演しており、杉野は一流企業を退職して詐欺の世界に足を踏み入れる主人公・草野誠実役、山本は誠実の幼馴染・吾妻美咲という役柄だった。
それが『ハケンの品格』では、コネで入社したやる気がない新人社員と“ハケンと社員”の格差に不満を募らせやる気満々の新卒派遣社員という設定で共演するのだから期待が高まる。
第2話に蕎麦屋のシーンがあり、千葉小夏(山本)が井手裕太郎(杉野)に対抗心を見せる一幕があった。Twitter上では「山本舞香ちゃんこの役あってるわ。 杉野くん睨みながら蕎麦啜るところ良かった」、「杉野遥亮のハケンの品格の役凄くあってる? 『蕎麦すすらないから』笑う 絶対に杉野遥亮はそば絶対にすすりたいよね笑」という声が見受けられた。
特に「山本舞香さん、今まで気が強い役が多いイメージがあったので天真爛漫と言われるような役凄く新鮮」、「加藤あいさんのポジションを山本舞香ちゃんが見事にカバーしてる」、「13年前新米ハケン役だった加藤あいさんとは別な魅力。気力が有り余ってる」といった山本舞香への評価が目立つ。
全体の感想としては「ハケンの品格は誇張もあるけど、派遣あるあるを上手く表現してる」、「あれほど露骨な派遣蔑視は今の時代少ないと思うけど、根底には『派遣のくせに』『派遣ごときが』という思考があるのだろう」、「ハケンの品格面白い。爽快な感じでスッキリする!」など様々な声があった。
画像2枚目は『杉野遥亮 2020年6月24日付Twitter「#ハケンの品格 第二話。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)