自分自身が築いてきたイメージから抜け出せなくなってしまったと感じているという。

「私はたまに、男の子のような服装をするときがある。クールな女の子みたいな服を着るときもあるわ。そして時々、私自身が作り上げたペルソナにとらわれているような気がするの。だって、人々が私を女性として見ていない気がするから。」

現在18歳でシングルのビリーだが、将来の恋人については想像もつかないそうだ。

「すごく変だけど、それが私に起こるとは想像できないの。いずれ誰かを見つけるだろうけど、今はそれをイメージできない。誰かと一緒にいると、全く別人になったような気がするのよ。」
「かつて私は、ボーイフレンドがすごくほしかった。素敵なビーチやバルコニーで夕焼けを見ても、心から楽しめなかったの。ここに男の子がいてくれたらって願っていたわ。」

ビリーはこれまでの交際で自分がパワフルな立場にいると感じたことはなかったが、一度だけこんな経験があったという。

「その人の優しさを利用したのよ。そんなことには慣れていなかったから。あれから数か月になるけれど、もう人に惹かれることがない。一体どうしたのか分からないけれど、なんかヤバイよね。」

画像2枚目は『British GQ　2020年6月5日付Instagram「“I went through a period of wanting to be like everybody else. But that went away pretty fast.”」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　寺前郁美）