「ヘルプ!」の叫び声に駆けつけた警察官、声の主の正体に爆笑 (米)<動画あ…
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こう続けた。
「彼女の場合、命の危険もありました。こうやって回復できたことは幸運としか言いようがありません。イブプロフェンが原因のアレルギーは、解熱鎮痛剤のアセトアミノフェン(パラセタモール)などと比べると発症例が多く、患者が処方箋なしで薬を服用したことで死亡したケースも少なくないのです。」
なお米食品医薬品局はイブプロフェンのアレルギー反応として、蕁麻疹、顔の腫れ、気管支喘息、紅斑、発疹、水ぶくれ、ショック症状などをあげている。ただし薬や感染症などがきっかけで発熱や痛みを伴い、水疱や爛れにより表皮が体表面積の10%以上剥がれると「スティーヴンス・ジョンソン症候群(SJS)」に、30%以上になると「中毒性表皮壊死症(TEN)」と診断される。TENは重篤な疾患で、多臓器不全や敗血症などの合併症で死亡する確率は約20%にものぼるという。
ちなみに2016年には、米インディアナ州在住の男性がうつ病治療薬の副作用でスティーヴンス・ジョンソン症候群を発症した。男性は顔や胸まわりの皮膚が剥がれ、両目の失明も心配されたが回復し、壮絶な体験をブログに綴っている。
画像は『The Sun 2020年6月4日付「RARE REACTION Shocking photos shows woman’s horrific reaction to ibuprofen that left her ‘burning from the inside out’」(Credit: Viral Press)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)