「動物を本当に愛している人がたくさんいることを知って、世の中ってそんなに悪いもんじゃないって思ったわ。何だか素敵な気分」という声も届いた。
同団体はシカゴ市が運営しており、通報を受けたアニマル・コントロール・オフィサーによって救助された動物を保護しているが、その40パーセントが「飼い主が飼えなくなった」という理由で連れて来られるのだという。
そして今月7日午後の時点でシェルターは空になったものの、まだ狂犬病の観察経過中だったり、迷い犬で飼い主が迎えに来るのを待っているなどの犬が51頭、猫が6匹、雄鶏が2羽いるとのことだが、翌日には里親を名乗り出る人や迷い犬の飼い主が見つかったという報告がFacebookに投稿されている。
シカゴでは先月21日に自宅待機の要請が出ているが、このたび同団体に起こった奇跡のような現象について『Fox News』では「新型コロナウイルス感染拡大防止のために人々が自宅待機を余儀なくされたことが関係しているのだろう」と報じている。
ちなみにイリノイ州から1600キロほど離れたコロラド州では先月26日に自宅待機命令が発令されているが、その前日には同州コロラドスプリングスにある動物福祉団体「Humane Society of the Pikes Peak Region」のシェルターで全ての犬や猫に新しい家族が見つかったことをFacebookで報告していた。
画像は『Chicago Animal Care and Control 2020年4月7日付Facebook「WE ARE OFFICIALLY OUT OF ADOPTABLE ANIMALS」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)