海外発!Breaking News

writer : tinsight-ikumi

【海外発!Breaking News】ロックダウン中の子供達に笑顔を NZ発の窓辺にぬいぐるみを置く「テディベア・ハント」が世界に広がる

現在ニュージーランドでは数万件ものファミリーが「テディベア・ハント」に参加している。ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相も、自宅待機しているウェリントンの首相官邸の窓にクマのぬいぐるみを置いて参加したという。そんなテディベア・ハントはニュージーランドだけではなく、今や米国や英国、インドネシアやフィンランドまでにも広がっている。

ニュージーランドの都市オークランドで家族と自宅待機中の女子大生は玄関前にぬいぐるみを置き、毎日ピクニックや魚釣りなどの違った場面を母親と一緒に作りだしているという。

「魚釣りは父親の一番の趣味なの。アイデアを考えるのは、大学の勉強を終えた後の良い時間つぶしになるわ。母は玄関先から近所の人達と話すのを楽しんでいるし。」

クマのぬいぐるみが手元にない人達は、クマの絵を描いて窓辺に飾ったり、トイ・ストーリーやシュレックなど子供が好きなキャラクターの人形を飾るなど様々なアイデアで子供達を楽しませているようだ。

ちなみに絵本『We’re Going on a Bear Hunt』の作者マイケル・ローゼン氏は、現在インフルエンザに似た深刻な症状が出たため病院の集中治療室で治療中とのことだ。新型コロナウイルスとの関連かあるかどうかは確認されていないが、Twitterでは「#GetWellSoonMichael」がトレンドとなり多くの人々が励ましの言葉を送った。これに対してマイケル氏の妻エマ・ルイーズさんは自身のTwitterでファンに感謝を述べ、現在は食事ができるほど回復したことを伝えている。

画像は『Cedar Mill & Bethany Libraries 2020年4月2日付Instagram「Have you joined the #BearHunt yet?」』『The Guardian 2020年3月31日付「‘Bear hunt’ helps banish coronavirus boredom for New Zealand children」(Photograph: Jiavra Cohen)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

オークランドの女子大生による魚釣りをするクマのディスプレイ(画像は『The Guardian 2020年3月31日付「‘Bear hunt’ helps banish coronavirus boredom for New Zealand children」(Photograph: Jiavra Cohen)』のスクリーンショット)

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