自身のFacebookでこのように述べている。
「86歳の母親は、ヒトラーの戦火を逃れ、心臓手術(開心術)と2度の人工膝関節置換術と2度の人工股関節置換術を受けています。さらにCOVID-19が陽性と診断され、集中治療室に1週間入院していました。そして今日、母は無事に生還したのです。メディアはこういった出来事に焦点を当てて、人々に希望を与えるべきです。」
ノッティンガムのラドフォードにあるメアリー・ポッター健康センターで診療マネージャーとして働く娘のカレンさんは、母親バーバラさんの奇跡的な生還について「誰もが死ななければならないというわけではないのです」と述べたうえで、次のように語った。
「高齢者や基礎疾患を持つ人たちでも、(感染に勝ち抜けるという)希望を持てるのです。8日間完全に隔離されていた母は誰とも会えず、非常に憔悴しきっていました。FaceTimeの使い方を教えるのは難しかったため、1人でクロスワードをしたり私たちに電話をかけてくれました。母は現在、自宅に帰りたがっていますよ。」
バーバラさんが入院した後、家族にも新型コロナの軽い症状が現れたために彼らは自主隔離中だという。そのひとりであるバーバラさんの孫ジェームズ・ガブリエルさんは、病院スタッフに感謝の気持ちをこう明かしている。
「病院スタッフが祖母の症状にすぐ気付き、素早く検査を行うという迅速な対応があったからこそ、家族は自主隔離することができたんだ。」
「これは奇跡じゃない。病院スタッフによる多大な努力と祖母の闘魂による結果だよ。」
画像は『Nottinghamshire Live 2020年3月27日付「Woman, 86, who battled coronavirus with ‘fighting spirit’ now recovering at Queen’s Medical Centre」(Image: Family of Barbara Briley / Ian Hodgkinson Picture It)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)