今度はマドンナ自身がバッシングの標的にされてしまった。マドンナは、バラの花びらが浮かぶ豪華な浴槽につかりバスタイムを満喫しながら、世界中で感染が拡大している新型コロナウイルス(COVID-19)について、次のように独自の見解を述べたのだ。
「あなたがどんなに金持ちで、有名で、ユーモアのセンスに溢れていて、頭がよかったとしても関係ないわ。住んでいる場所や年齢も無関係。それにどんなに興味深い自慢話ができたとしてもね。」
「COVID-19の前では、私達の誰もが色々な意味で平等なの。」
さらにマドンナは
「船が沈む時は、みんな運命共同体よ。」
と付け加えるのだった。
しかし日毎に感染者が増え続けているにもかかわらず、新型コロナ検査の受診体制は「整っている」とは言い難いのが実情だ。検査を受けたくても受けられない人が大勢存在するなかで、ハリウッドスターやアスリートなど一部の限られた富裕層が優先的に検査を受けている事実に「セレブの特権」と怒りをあらわにする声も多い。閉鎖を余儀なくされたレストランやバー、映画館などの従業員は突然仕事を失ってしまった。
そんな状況のなかで「誰もが平等」などと言い放ったマドンナには、
「申し訳ないけど、私達が平等の扱いを受けているとは到底思えない。」
「貧困層は大打撃を受けているの。この悲劇をそんな風に美化しないでほしい。」
「あなたが今つかっているそのバスタブは、きっと一般人の月収以上するのでしょうね。」
「バラの花びらが浮かぶ優雅なバスタイムを楽しみながら、そんなウンチクを語られても、ぜんぜん共感できない。」
などネガティブなコメントが多数届いてしまったのだ。
マドンナ自身もTPOをわきまえない自身のコメントに反省したのか、のちにこの動画はInstagramから削除されている。
画像は『Madonna 2020年3月11日付Instagram「Madame X Farewell Party………..:.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)