ワニの腹部から子供の遺体の一部、両親の目の前で襲われた8歳男児か(コスタリ…
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英王室はその後英紙『Mirror』などに対し、フィリップ王配の容態は「これまでと特に変わりはない」ことを伝えている。
98歳と高齢のフィリップ王配には、過去にも度々死亡説が流れたことがあった。しかし1940年代を中心にスリランカでマラリアが大流行した事実を「実はマラリアが人口増加をコントロールしていたんだ」などと表現するほど、かねてから世界の人口増加を懸念していた王配に、新型コロナウイルスの感染が拡大中のこのタイミングで不謹慎な死亡説が流れたのには、1988年に王配が『ドイツ通信社』の取材中に放ったとされるある“失言”と関係があるようだ。
英『The Guardian』『The Daily Telegraph』が過去に出版した引用集にも掲載されている、今から30年以上も前に王配が放った“失言”とは、次のようなものだったとされる。
「人口過剰問題に少しでも貢献したいからね、私が生まれ変わる時は、ぜひ“致死性ウイルス”にでもなって戻ってきたいものだよ。」
これまで数々の失言やブラックジョークで周りをヒヤヒヤさせてきたフィリップ王配、この時もおそらくTPOをわきまえない不謹慎な発言に不快な思いを抱く人は少なくなかったはず。しかし30年以上を経て、我々が新型コロナというウイルスを前に為す術もない現状に、「コロナはひょっとしてフィリップ王配の生まれ変わりか?」「フィリップは何もかもお見通しだった」とにわかに彼の死亡説を鵜呑みにしてしまう人々が続出したのであった。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)