アジア系米国人女優のオークワフィナ(Awkwafina)が選ばれている。中国系米国人の父と韓国系の母のもとに誕生したオークワフィナは、「キャストは全員アジア系」の触れ込みで大ブレイクした『クレイジー・リッチ!』や『オーシャンズ8』(ともに2018年公開)に出演し一躍人気女優に。今年開催された第77回ゴールデングローブ賞では『フェアウェル』で主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞し、アジア系女優史上初の快挙を果たしている。
そのほかにも、女性執筆による最も検索された著書には英作家J・K・ローリングの『ハリー・ポッター』シリーズが、そして最も検索された女性映画監督には『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のグレタ・ガーウィグ監督が選ばれている。
Googleによれば、“ガールパワー・ソング”の米国内における検索率は過去最高に達しており、“女性エンパワーメント”のワード検索率は2004年以降、330%も上昇しているという。また“IT業界の女性”という検索ワードにいたっては、なんと860%もの上昇率が見られたそうだ。“#MeToo”ムーブメントなどにより、近年フェミニズムや男女平等への気運がより一層高まっているが、これらの数字はそんな社会情勢を見事に裏付けていると言えるだろう。
画像は『Taylor Swift 2019年12月11日付Instagram「When you’re pretttttty sure that if you were a man, you’d be the man」』『Serena Williams 2020年1月1日付Instagram「New year, an even better me (and you!).」』『AWKWAFINA 2020年1月13日付Instagram「Thank you @criticschoice !!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)