複数の英メディアに対し「今後これらの写真の売買取引や使用が明らかになった場合は、訴訟も辞さない構えである」旨を警告したという。
交際が明るみに出た2016年以降、パパラッチの執拗な取材攻撃に悩まされてきたヘンリー王子とメーガン妃は昨年9月、妃の実父に宛てた私的な手紙を無断で公開したとして英紙『Mail on Sunday』とその親会社「Associated Newspapers」を相手取り、訴訟を起こした。ヘンリー王子はその際、
「メーガンは結果を顧みない英タブロイドによる過熱報道の犠牲者です」
「私は母を失いました。そして今度は妻が、あの時と同じように巨大なメディアの力の餌食にされているのを目の当たりにしています。」
と綴り、最大の懸念は母ダイアナ妃のときのように「歴史が繰り返されること」だと訴えていた。
高位王族からの引退を正式に発表した際、エリザベス女王は
「これまでの2年間、常に厳しい監視の目に晒されてきた彼らが直面した困難や障害に理解を示し、今後はより独立した生活を送りたいという2人の願いをサポートしていく意向です。」
と述べていたが、皮肉にもヘンリー王子がカナダに到着した翌日から、さっそくメディアに悩まされてしまったようだ。愛息の安全のため、そして家族がより平穏かつ幸せに暮らすためにカナダに拠点をもうけたはずの夫妻、しかし新天地での生活は前途多難な幕開けになってしまったようである。
画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年11月9日付Instagram「This evening The Duke and Duchess of Sussex accompanied Her Majesty The Queen and members of @TheRoyalFamily to the annual @RoyalBritishLegion Festival of Remembrance.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)