現地時間8日、英王室ヘンリー王子・メーガン妃夫妻が公式Instagramを通じ、高位王族からの引退の意思を表明した。今後は税金から支払われる王室助成金に頼らず経済的に自立、また英国と北米を行き来するライフスタイルへとシフトするようだ。
これまで数々の伝統を打ち破り、“サセックス流”を貫いてきた“サセックス公爵夫妻”ことヘンリー王子・メーガン妃夫妻。クリスマスと新年をカナダで過ごした夫妻はすっかりリフレッシュして久々のロンドンの街で公務を行ったのだが、その後夫妻が更新した公式Instagramには“爆弾発言”が記され、新年早々世界中の人々を驚かせた。
夫妻がInstagramに連名で綴ったメッセージには、英王室という制度のなかでこれまで通りエリザベス女王をサポートしていくことに変わりはないが、今後は夫妻がより進歩的な活動を行っていくために、現在の高位王族というポジションから引退し、経済的にも自立していく意向である旨が記されている。
今回の決断は長い時間をかけた熟考とディスカッションを重ねた結果であり、今後は活動の幅を広げるために拠点を英国と北米の2か所に定め、双方を行き来する生活になるようだ。夫妻は生活の拠点を2つに分ける理由として、愛息アーチーくんを育てていく上で英王室の伝統をしっかりと受け継ぐこと、同時に新たなチャリティー団体設立に邁進できる環境を確保することを挙げている。
ちなみに現在は“北米”と記されているのみで、具体的にどこに居を構える予定なのかには言及していないが、