芸人、俳優、歌手、モデルなど下積み時代や売れっ子になる前に貧乏だった芸能人は少なくないようだ。食べる物に困ったり、交通費を節約するために長距離を歩いたり―などのエピソードをよく聞くが、お笑いコンビのたんぽぽ(川村エミコ・白鳥久美子)も例外でないようだ。
このたび独立行政法人勤労者退職金共済機構が新WEBCMにお笑いコンビ・たんぽぽを起用した。それに伴い実施されたインタビューで2人が貧乏エピソードを語っている。
「デビュー当時に苦労されたエピソードはありますか?」と聞かれた川村エミコは「そうですね、私風呂無しアパートに住んでるときがありまして、風呂がないので、よく漫画喫茶のシャワーを借りていて、基本料金の10分ですべて済ませる、っていうのをやってました」と思い起し、「しょっちゅう通ってたから漫画喫茶の人に『おかっぱシャワー』ってあだ名をつけられて、(行くと)『おかっぱシャワーが来た!』と何も言わずともいつもシャワーセットが渡される、っていう…」と苦笑した。
相方の白鳥久美子も「私もお金が無くて、オーディションへ行く電車賃すら無いときもありました」と振り返ったが、もともとピン芸人だった2人がコンビを結成したのが2008年10月。その2年後の2010年10月に長寿バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』のオーディションで合格し、新メンバーとなっている。人気番組にレギュラー出演ともなれば仕事も増えるだろうから、この貧乏エピソードはピン芸人時代のものかもしれない。
それでも2人はその当時の癖がついているのか、