身長差152センチ “世界一背の高い女性”と”世界一背の低い女性”が初対面…
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ドイツ在住の60代の男性が、飼い犬に舐められたことで感染症を患い多臓器不全で死亡した。犬や猫の咬傷に起因する敗血症は多数報告されているが、この男性のケースは極めて稀だという。『PEOPLE.com』などが伝えた。
3日ほど高熱がありインフルエンザに似た症状が続いていたドイツ在住の男性(63歳)が、呼吸困難に陥り病院を訪れた。この時すでに顔や下肢全体に赤黒いあざが見られ、肝機能不全や腎障害を起こしていた男性は深刻な敗血症と診断され、ブレーメンにある赤十字病院の集中治療室に移されて治療が施された。
しかし入院から30時間で男性の容態は急激に悪化。医師らは抗菌剤を投与するなど必死の治療を続けたものの、男性は心停止状態に陥ってしまった。蘇生により生命維持装置に繋がれた男性は、手足指の壊疽が進行して皮膚が紫色に変色し、表皮に水疱が現れ始めた。
入院4日目のこと、男性の血液からはカプノサイトファーガ-カニモルサス(Capnocytophaga canimorsus)という犬や猫の口腔内常在菌が検出された。カプノサイトファーガ-カニモルサス感染症は犬や猫に咬まれたり、ひっ掻かれたりすることで感染するが、この男性に咬傷痕は見られなかったという。
入院11日目になると男性には黄色ブドウ球菌への感染や肺炎の症状が認められ、