頭の上に様々なものを載せてうまくバランスを取るダックスフントが、SNSでちょっとしたセンセーションを巻き起こしている。ドーナツ、コーヒー、おもちゃ、コップ、そしてトイレットペーパーに至るまで、ありとあらゆるものを頭に載せ、大きな丸い目で上方を見つめるダックスフント。そのキュートな姿は多くの人のハートを鷲掴みにしているようだ。
北アイルランドのベルファストに暮らすポール・ラヴェリーさん(30)は5年前、一緒に住むパートナーのジェン・スコットさん(29)と生後4か月のオスのダックスフント‟ハルソー(Harlso)”を飼い始めた。「ハルソーに一目惚れした」という2人は当時、伏せやお座りなどを教えようと努力したもののハルソーがしつけに興味を示すことはなかったという。
ところがハルソーが2歳になった頃、ポールさんはひょんなことからハルソーの意外な才能を発見した。その才能について、ポールさんは次のように語っている。
「ハルソーの頭の上におもちゃのチキンを載せてみたんだ。もちろん冗談のつもりでね。そうしたらハルソーがじっとして動かずに、うまくバランスをとっていることに気付いて。思わずジェンを呼んで『ハルソーは隠れた才能があるぞ』って言ったんだ。」
「2016年2月にはSNSにハルソーのアカウントを作って、頭の上にものを載せるハルソーの写真や動画を次々と投稿していったんだ。友人や家族に見せようと思ってね。でも世界中からハルソーにメッセージが届いて、9か月後にはフォロワー数が1万4千を超えたんだ。今ではInstagramだけでもフォロワー数が10万を超えるほどの大人気だよ。」
「ハルソーには、重すぎたり危険なもの以外なら、何にでもチャレンジさせているんだ。1回目の成功率は99%なんだから、すごい才能だよ。」
「それに300以上の蝶ネクタイを持っていて、頭に載せるものに合わせて付け替えているんだ。今ではハルソーのファンクラブもあるほどさ。」
なお並外れた才能が注目されたハルソーは、