74回目の終戦記念日を迎えて様々な思いを持った人々による「今日は、終戦記念日。お孫ちゃんたちに、伝えないと…命の尊さ 平和の大切さ ひ孫、玄孫…永遠に笑顔で暮らせますように」、「おじいちゃんとおばあちゃんが終戦の日を語って泣いてた。戦争するような国にはさせないから安心してくれ…」、「今日は終戦記念日 皆さんは黙祷をしましたか? 8月15日は必ず黙祷をして、戦争で亡くなってしまった人達を忘れないようにしていきましょうね」などのツイートが見受けられる。
ただ「終戦の日、とかその辺の戦争に関する言葉がトレンドに来ないあたりさすがにやばいと思う」、「終戦の日を迎え、西日本を中心に台風被害が懸念される中でUSJ訪問のお気楽さ。それって、この今現在報じなきゃいけないことかね?」、「今日は終戦の日。そんな日に芸能人の夏休みを流す #バイキング 。災害級の台風だし仕方ないけど、ずっと同じ台風情報のみの #ひるおび もう少し違う視点で作成出来ないのかな」といった声も少なくない。
ここ数年は「8月6日、広島原爆の日」「8月9日、長崎原爆の日」「8月15日、終戦記念日」をメディアで取り上げる密度が薄くなっているように感じるが、特にこの夏はそれが顕著だ。8月15日のテレビ番組欄でも「終戦記念日」の文字はほとんど見られなかった。
松阪ゆうきがブログで呼びかけた「戦争は、無残にも一瞬にして、そんな人の命を奪ってしまう」、「我々は今の状態が当たり前と思わず、日々に感謝し生きていきたい」という思いを忘れぬように伝えることもマスコミの役割ではないだろうか。
画像は『松阪ゆうき 2019年8月9日付オフィシャルブログ「さてさてこの後、深夜?朝方?」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)