オーナーのラクエル・アダムスさんは次のように弁明した。
「歯のクリーニングは、ローラが嫌がったので行いませんでした。うちの店では無理強いはしません。ローラの飼い主はとても素敵な女性でした。私どもは彼女を喜ばせようと思ってローラに‟色”を入れたのです。毛をきれいに刈った後に、ローラには何かが足りないと思いました。犬を美しく仕上げるのが私たちの仕事ですからね。でもグラチエラさんは、その‟色”が気に入らなかったようです。ローラを染める前に、一言グラチエラさんにお聞きすべきでした。」
「グラチエラさんからは丸刈り(buzz cut)というリクエストを頂いたのでローラの毛を刈ったのですが、眉や耳をトリミングするのにはハサミを使うべきだったと反省しています。また腹部が感染症に罹ったのは、私たちが毛を刈ったすぐ後にローラが舐めたからです。刈った場所が癒えるまで、時間を置かなかったからでしょう。」
なんともちぐはぐな回答に、グラチエラさんは「ローラを一目見た時、泣くのをこらえるのに必死でした。店のオーナーは施術代の150ドル(約16,000円)を返金し次回は無料で施術をすると言ってますが、もうあの店に二度と行くことはないでしょう」と呆れ果てている。
ちなみに2017年には、イギリス出身の男性が中国の店で犬のトリミングをしたところ、言葉がうまく通じずに身体の毛を全て刈られてしまい話題となった。ネットの口コミももちろん大切だが実際にその店に足を運び、オーナーとじっくり話をしてみることが必要なのかもしれない。
画像は『Fox News 2019年8月18日付「Florida woman claims dog returned from the groomer with neon green eyebrows, pink ears」(Graziella Puleo)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)