「でもその後、SNSを見たら、私の肌についてひどく書かれていたんです。素晴らしい1日だったので、自分の肌がひどいことを忘れていました」とさきほどまでの高揚感から一気に落ち込んだことを吐露した。
そのバッシングとは「どれだけお金があっても、美しい肌は手に入らないんだね」「なぜ彼女が最も稼ぐモデルなのか? ケンダルの肌を近くで見てごらんよ」などの心無いコメント。これらの非難に「何日間も延々と泣いた」というケンダルだが、一方で「私もニキビに悩まされているけど、ケンダルを見て自信を持てた」「ニキビの1つや2つ、誰にだってあるでしょ」などのケンダルに励まされた人やケンダルを擁護する声も確かにあったのだ。
動画でケンダルは「いくつかのツイートで私を励ましてくれていて、それがやがてたくさんの数になって。みんなの優しいメッセージを見て、“これってすごいことじゃない”って気持ちを切り替えました」と優しいツイートにより救われたことを明かし、「がんばってキレイな肌にしたいって思いました」と前向きに変化。そして「もしあなたもニキビがあって良くならないとあきらめていても、必ず解決方法があるし必ず終わりがあります」と励まし訴えた。
この動画はニキビケア商品「プロアクティブ」の公式サイトで視聴することができるが、その後、この体験をきっかけに同商品のアンバサダーにケンダルは就任している。今は綺麗な肌になったというケンダルは、アンバサダーに就任した理由について「私がキレイな肌になって、どうやってその肌になれたのか伝えることで、みんなもキレイな肌になってもらえるから」と語り、「それは人生を変える。みんなの人生を素敵にしたい。だから、私はここにいます」とメッセージを送った。動画には顔にポツポツといくつものニキビがあるケンダルの写真も登場する。超有名人でありながらこのような写真を披露するのは覚悟がいることではないか。それができるほどニキビと辛い体験を乗り越えたケンダル。ますます美しさに磨きがかかっているようだ。
(TechinsightJapan編集部 高沢みはる)