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南アフリカで、12歳男児が11発の銃弾を受けて死亡するというおぞましい事件が発生した。まだ小学生だった男児は、なぜ射殺されなければならなかったのか。『The Daily Voice』など複数のメディアが伝えている。
5月31日の夜、南アフリカ・ケープタウン郊外のエルシーズ・リバー(Elsies River)地区にて男児が銃殺された。死亡したのはアスウィン・ジョナス君(Aswin Jonas)、12歳で小学校に通っていたという。
ラマダーンの時期だったモスクには大勢の男性がお祈りに来ており、ジョナス君を含む7歳から12歳の男児らがモスク近くに路上駐車している車を見張っていた。またモスクでは食事が施されるため、それも目当てでジョナス君は働いていた。
夜9時25分、どこからともなく2人の男が現れると突然、無差別に発砲した。目撃者によると多くの男児らは一目散に逃げ、ジョナス君もモスクの方へと逃げたが、男はジョナス君に向けて至近距離で撃ち続け、弾が切れると逃走した。
発砲された22発のうちジョナス君が被弾したのは11発で、あまりにも執拗な発砲だった。
事件発生後「ジョナス君はギャングの一員で対抗ギャングに殺害された」という噂が浮上したが、