今月は「Human Rights Campaign」「Trevor Project」など11団体をフォローすると発表した。
9つの写真が並んだコラージュには“プライド”の象徴であるレインボーが目立ち、ヘンリー王子の母ダイアナ妃の写真も見受けられる。こちらの写真は、ダイアナ妃が事故で亡くなる前年にロンドン市内のHIV感染者およびエイズ患者の病棟で撮られたものだ。ダイアナ妃はまだエイズに関する知識が乏しかった1980年代にエイズ患者の病棟を訪れ、素手で握手をするなど自ら積極的にエイズ患者と触れ合い、世間のエイズに対する偏見を無くすことに尽力していた。このたびのヘンリー王子夫妻によるダイアナ妃の写真の使用は、そんな亡き母の素晴らしい慈善活動へのトリビュートの意味も含まれていそうだ。
エリザベス女王の公式アカウントである「ロイヤル・ファミリー」や父チャールズ皇太子とカミラ夫人の「クラレンス・ハウス」、兄ウィリアム王子とキャサリン妃の「ケンジントン・ロイヤル」など、王室メンバーらを含む7つのアカウントからのフォローを突如外した先月初めには、ヘンリー王子とメーガン妃夫妻のInstagramアカウントのフォロワー数は550万人であった。しかしその1か月後に、フォロワー数は840万人にまで急増している。
愛息アーチーくんの誕生が大きな理由だと思われるが、月ごとにテーマを決め大切なメッセージを発信する夫妻に賛同する人が多数いることの証とも言えるだろう。
画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年6月1日付Instagram「Continuing with our tradition to rotate the accounts we follow based on causes and social issues that matter to us:」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)