幼い子供の命が奪われる事件は心が痛む。まして加害者が子供であれば、居たたまれない気持ちになることだろう。このほど米メリーランド州で、11歳少女が1歳男児を殺害するという悲劇が起こった。『Fox 5 NY』『Washington Post』などが伝えている。
ワシントンD.C.に住むパクストン・デイヴィス君(1歳)の母親は2月23日、以前から交流があったメリーランド州プリンスジョージズ郡シュートランド在住の一家に我が子を預けた。
パクストン君は過去にもこの一家に預けられたことがあり、23日の夜は大人たちがパクストン君の面倒をしっかりと見ていた。しかし翌24日、この家に住む少女(11歳)の母親は用事があり、パクストン君を少女のもとへ残して外出した。
パクストン君と家で2人きりにされた少女にいったい何が起こったのか。その後、帰宅した少女の身内は、怪我をしているパクストン君の姿を発見し、911通報した。「Children’s National Medical Center(チルドレンズ ナショナル メディカルセンター)」に搬送されたパクストン君だが、頭蓋骨骨折のほか上半身に深刻な外傷を見て病院側は警察に通報。これを受けた警察は午後3時25分頃に病院へ駆けつけた。しかしパクストン君には回復の見込みがなく、28日の午後に生命維持装置が外された。パクストン君は2月8日に1歳の誕生日を迎えたばかりだった。
パクストン君の家族は最初、