世の中には出会い系サイトで知り合い、幸せな家庭を築いているカップルも存在する。しかしこのほどオーストラリア在住の男性が、デート系サイトで知り合った女性から散々な目に遭わされた。「生涯の伴侶」と信じて結婚した女の目的は豪居住権であり、離婚の危機に瀕すると夫をDV犯に仕立て上げ逮捕・起訴されるように仕組んだのだ。『9News』『Mirror』などが伝えている。
ニューサウスウェールズ州シドニーに住むファイサルさんは、イスラム教徒のデート系サイト「Muslima.com」を通してモロッコに住むアスミーと知り合った。ファイサルさんはすぐにアスミーに夢中になり、モロッコで両親と暮らしていたアスミーの家にまで会いに行き、その後まもなくプロポーズした。
ファイサルさんは、アスミーを「生涯の伴侶」と信じて結婚した。しかしアスミーの目的は別にあったようだ。ファイサルさんはアスミーを想うばかりにオーストラリアとモロッコを行き来する費用も厭わず、婚約や結婚が決まればその準備費用も出し、宝石購入などおよそ20万豪ドル(約1,670万円)もの金を用立てた。その後、2人は結婚してシドニーで8か月間の結婚生活を送ったが、徐々にファイサルさんは「妻は自分を愛してなどいないのでは?」と疑問を感じるようになった。
結婚後、仕事を2つ掛け持ちするようになったファイサルさんだったが、その稼ぎはほとんど妻が浪費した。アスミーはグッチのトレーニングウェアやレザージャケット、ジミー・チュウのハイヒールにマイケル・コースの腕時計や高級ブランドの宝石などを買い漁り、ホリデーや高級レストランでの食事以外にもモロッコに住む実家の両親に送金をするようファイサルさんに要求した。
そんな妻の立て続けの要求にファイサルさんは疲れを感じ、2人は頻繁に口論するようになった。結局、アスミーは金やビザ目的で自分と結婚したのではと疑いを抱いたファイサルさんは、