アドリアナ・リマ本人も現地時間8日にインスタグラムにこれまでのショーの映像を公開し、「親愛なるヴィクトリアへ。私に世界を見せてくれて、あなたのシークレットを教えてくれてありがとう。私に羽を与えてくれただけでなく、飛び方も教えてくれてありがとう。愛しているわ。世界で最高のファン! 愛を込めて、アドリアナ」と感謝を述べた。
最後のステージは「THANK YOU ADRIANA(ありがとう、アドリアナ)」という文字と共に幕が開いた。アドリアナはスワロフスキーのクリスタルが施された衣装に大きな羽をつけて登場。観客に手を振って歩き、胸に手をあて、その瞳には涙が浮かんでいた。
そんなアドリアナ・リマはショーの前、『PEOPLE.com』にこのように語っていた。
「今年のショーは私のキャリアのハイライトね。」
「今回は18回目のファッションショーで、まるで初めての日のように今でも興奮するの。私はいつもランウェイにいるのが大好きだったし、ヴィクトリアズ・シークレットの一員でいることが大好き。一番好きなことよ。」
「(今後は)女性たちをサポートし、さまざまなプロジェクトに参加していきたいわ。世界中の女性をサポートするようなね。」
「それがこれからの私の未来。でも今年も、ヴィクトリアズ・シークレットの一員になれて幸せよ。今回のショーを気に入ってくれると思う。私にとって、特別なものになるわ。」
同じく長年「エンジェル」としてランウェイを歩いてきたブラジル出身のアレッサンドラ・アンブロジオ(37)は昨年でショーを引退している。アドリアナは昨年、ヴィクトリアズ・シークレットのファッションショーについて、「20回目までやろうと思う」と今後も続けていく意欲を見せていた。
アドリアナ・リマのラストステージとなった2018ヴィクトリアズ・シークレットファッションショーは、12月2日に米ABCで放送される予定。ビービー・レクサ、ザ・チェインスモーカーズ、ホールジー、ケルシー・バレリーニ、リタ・オラ、ショーン・メンデス、ザ・ストラッツ、リーラ・ジェームスの豪華アーティスト8組がショーでパフォーマーとして登場している。
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)