遥々メキシコから豪州へ来たという。車に乗り込み、ガス代を払うと申し出るスコットさんに対し「30万円以上かかるよ」と明かすクリス。
思わぬ高額に「飛行機で行くんですか?」と尋ねるスコットさんに、ルークさんは「バイロン・ベイまではヘリで行くぜ! ブラザー!」とハイテンションで伝えた。するとスコットさんは「信じられない!」と満面に笑みを浮かべて大興奮だ。
“スコッティボーイ”とあだ名をつけられ、すっかり打ち解けた様子のスコットさんは、ヘリに乗り込んでからも興奮が冷めやらない様子。後部に座るクリスにヘッドセットをつけてもらい、しばしの空の旅を楽しんだようだ。
無事目的地に到着すると「スコッティ、夢から醒める時間が来ちゃったよ。いつものヒッチハイクに戻らなくちゃいけない」と伝えるクリス。親指を立てるクリスの背中に腕を回し、笑顔で感謝の気持を伝えるスコットさん。彼はのちに『E!News』の取材に対し、「思ってもない素晴らしい体験でした。2人ともとても親切で、こんなことが現実に自分の身に起きるなんて信じられませんでした」とその時の様子を語っている。
クリスもその後、自身のInstagramにこの一部始終を収めた動画を公開した。そこには「ヒッチハイカーを拾ったんだ。スコット・ヒルデブランドっていうサイコーにイカしたミュージシャンだった。連続殺人犯じゃなくてよかった」とジョーク交じりのコメントと「#WelcomeToAustralia(オーストラリアへようこそ)」というハッシュタグが付けられており、一連のエピソードには、
「こんなことってあるんだね! クリスはやっぱり最高にカッコイイ!」
「私もバイロン・ベイを目指してヒッチハイクする」
「外見だけじゃなく中身も素晴らしいクリス、ますます好きになった!」
「ソーと一緒にヘリに乗れるなんて、羨ましすぎ!」
「いい奴すぎだろ!」
など、たくさんのコメントが寄せられている。
オージーらしいクリスのこの豪快エピソードは引き続き大きな話題を集めており、動画の再生回数は200万回に届きそうな勢いだ。
画像は『Chris Hemsworth 2018年10月22日付Instagram「Picked up a hitchhiker, wasn’t a serial killer which we were stoked about and just happened to be a kick ass musician Scott Hildebrand @scotthilde」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)