一度ならず二度までも…親戚の嫌がらせに堪忍袋の緒が切れた女。嫁ぎ先での対応の悪さも相まって、憎い相手を殺してやろうとパーティー時の料理に毒を盛ったインドの女が逮捕された。しかし不幸にも、直接関係のない者までもが命を落とす結果になってしまった。女には死刑の可能性もあるという。『Hindustan Times』『The Tribune』などが伝えている。
インドのマハーラーシュトラ州カラプールに住むプラドニア・サーヴェイス(23歳)は6月18日、同州レイガッドのマハード村で行われた義母の姉の家での新築祝いで殺虫剤パウダーが入った料理を振る舞い、招待客88人を病院送りにし5人を死亡させたとして、22日に殺人罪および殺人未遂罪で逮捕された。
捜査にあたったカラプール警察によると、プラドニアは最初の夫との間に離婚歴があり今の夫とは結婚して2年だったという。プラドニアの義母は、最初の夫の親族ウルカ・シンデさんから「あんな女を嫁にもらうなんて愚か」と嘲笑されたことをきっかけに、息子や娘らと一緒になって何かにつけてプラドニアを非難するようになった。
「肌が色黒」「料理がマズい」そんな言葉を頻繁に浴びせられ侮辱され続けたプラドニアは、最初の離婚も2度目の結婚もウルカさんにダメにされたと信じ、我慢ならない気持ちを抱いた。さらに自分を侮辱する再婚相手や親族にも怒りを感じ、普段から嫌がらせをされていた複数の憎い相手を殺してやろうと、