限定メニューを考案し、お店のオーナーであるイーハブさんに話をうかがった。
「厳選されたスペシャルメニューの中には、ヘンリー王子とメーガンさんが共に時間を過ごした地、そして婚約指輪のダイヤの原産地でもあるボツワナに由来したものもありますよ。ポレンタを添えた“セスワ(seswaa)”と呼ばれるボツワナの伝統的な肉料理や、しっとりしたタイプのケーキにシロップをかけたデザート“マルヴァプディング(Malva Pudding)”がそうです。他にもヘンリー王子がメーガンさんにプロポーズした際に作っていた“ローストチキン”、メーガンさんが大好きだという“ターキーミートローフ”、王子が好きな“バナナケーキ”もご用意しています。」
もちろんアフタヌーンティーも忘れてはいけない。イーハブさんのオススメメニューは“インダルジェンス・アフタヌーンティー(Indulgence Afternoon Tea)”と呼ばれる3段トレイ&飲み物のセットだ。
「3段式のプレートの下段はキュウリ&クリームチーズ、キュウリ&バター、サーモン&クリーム、ツナ&マヨネーズといった英国式のサンドイッチ、中段は伝統的なイングリッシュ・スコーン、上段がケーキやプチフール(Petit Four=一口サイズの小さなお菓子)になっています。これに紅茶かコーヒーがついています」とメニューを説明してくれるイーハブさん、今月14日から28日までの2週間限定とのことだ。
ロイヤルウェディングにちなみスペシャルメニューを考案するとは、イーハブさんはなかなかのビジネス手腕の持ち主かと思いきや、なんとスペシャルメニューの売上げはすべてヘンリー王子のボツワナ救援チャリティ団体に寄付されるそうだ。こちらは「“Sentebale”-南アフリカの公用語の1つ、ソト語で“忘れな草”という意味)」という団体で、ボツワナのHIV患者である子供達の心の健康をサポートしているという。
ヘンリー王子&メーガンさんの“セルフィーチーノ”をたっぷり鑑賞するもよし、英国式の本格的なアフタヌーンティーに舌鼓を打つもよし、このタイミングだからこそ「THE TEA TERRACE」でロイヤルウェディングに沸くロンドンを体感してみてはいかがだろうか。
The Tea Terrace London
5th Floor, House of Fraser
318 Oxford St London W1C 1HF
(TechinsightJapan編集部 c.emma)