恐ろしい声が聞こえてきたためヘッドフォンを外して声の主を探り、ウエッブのものだと突き止めた。
「午前11時15分~50分に彼女のアパートから聞えてきたのよ。甲高い声でなんだか叫んでいるような感じだったわ。」
その翌日の午前11時10分~11時半の間も、ウエッブは住民に騒音を撒き散らしたようだ。また2月7日の朝8時半頃には、ウエッブが住むアパートからおよそ40メートル先に住むポール・バーフォードさんがただならぬ歌声を耳にした。
「彼女の歌声は正直、猫が溺れている時の声のようだと思ったよ。」
常軌を逸したオペラの歌声を聞かされたポールさんは、ウエッブの声を録音して協議会に送りつけた。2月12日には警察が事情聴取を行っているが、ウエッブは「1月のことについては覚えていない。2月7日は迷惑をかけないように窓を閉めていたし気を付けていた」と無罪を主張した。しかしながら3件の騒音騒動に関しては昨年12月に出された禁止令に反したとして保釈令状なしで逮捕され、有罪となった。ウエッブは法定代理人を立てておらず、裁判所に出廷もしていない。
このニュースを知った人からは、「なんという迷惑な女」「歌声をそんなふうに言われるのってものすごく恥ずかしいな」「猫が溺れた時の声っていったいどんな声なんだよ…」「2階上の人やアパートから離れた住民までにも聞こえる声ってほとんど叫んでいるとしか思えない」「でも一日24時間中歌っているわけじゃなし、そのぐらい我慢してやればいいのに…」「刺されたとか撃たれたとかならいざ知らず、たいしたことないのにギャーギャー騒いで住民も住民だな」「自分の家で歌うことが禁止って…どれほどなんだ」「赤ちゃんの泣き声だって相当なものだと思うけど」「アパートに住んでいるんだから、周りの迷惑は考慮すべきでしょう」といった声があがっている。
画像は『Metro 2018年5月5日付「Woman banned from singing loudly because she ‘sounds like a drowning cat’」(Picture: Google maps)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)