米ペンシルベニア州で2年前、要介護状態にある高齢女性がトコジラミ(南京虫)に噛まれ、放置していたところ皮膚の深いところに化膿を起こす「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」を発症して死亡した。このように虫に刺されたり噛まれたりすることを決して侮ってはならない。このたびの話題はジョージア州グイネット郡から飛びこんできた。介助を必要とする女性のいる家庭に呼ばれたものの、目の前の惨状に思わず身震いしたというある救助隊員の話を地元メディアの『gwinnettdailypost.com』が伝えている。
要介護状態にある女性を悲惨な状況のまま放置する事件が起きたのは、グイネット郡のビュフォードという町。救助を要請する通報により地元消防署の隊員がパイン・ツリー・サークルのある民家に向かったところ、非常に不潔な状態で寝たきりとなっていた女性の脚が壊死しており、その体は糞便、ウジ、そしてゴキブリで覆われていた。
実はその女性患者は超肥満体で、約1か月前に病院から自宅に移動する際に同署の隊員らが介助を行っており、使用した折り畳み式担架(簡易ストレッチャー)をそのまま家族に預けていた。しかし再びの通報で現場に向かうと女性はその担架の上に寝たままで、白い担架は糞便で変色していた。このたび通報した理由は女性が意識を失ってしまったためで、体を這う多数のゴキブリやウジが肌や肉をむさぼり食い、脚の皮膚は黒くなって組織が壊死していた。
そばにいた夫と息子は隊員に、