一旦動物が不必要になれば安楽死させてしまうという方針にヨーテボリ大学で動物実験のリサーチをしているヘレナ・ピーダーソンさんは苦言を呈する。

「動物園で健康な動物たちが安楽死させられていることを知った人たちは、きっと驚き不快に思うでしょう。動物園がしていることは“動物園はこうあるべき”という世論とは全くかけ離れてしまっていますから。これをきっかけに、動物を殺してまで動物園を維持していく必要があるのかどうか、いま一度、動物園の役割について考え直す必要があるのではないでしょうか。」

このニュースを知った人からは「これはあまりにも酷いと思う。アフリカの国立公園やどこかの聖地で生きた方が動物たちにとっても絶対に幸せなはず」「命があまりにも無駄にされている」「結局、こういう考え方ってトロフィーハンターたちと同じじゃないの」「安楽死させるなんて人間が横暴なだけ」「引き取り先がないって本当か。海外ならありそうだけど」「よく平気な顔してそんな残酷なこと言えるわね」「もう全ての動物園を閉鎖すればいい」といった声があがっている。

画像は『The Independent　2018年1月12日付「Swedish zoo admits killing nine healthy lion cubs because they became ‘surplus’ animals」（Boras Djurpark）』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　エリス鈴子）