「ママ、この子飼ってもいい?」庭から抜け出した犬、子猫を連れて帰る(米)<…
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真相はこのロブスターにしか分からないであろう。
4年ほど前からグランド・マナン島で漁業に携わってきたカリッサさんだが、人工的な模様が生き物に刻印されているのを見たのは初めてのことだった。そして「このロブスターは、深い海の底にも多くのゴミがあることを伝えています」とゴミ問題について懸念している。
ニューブランズウィック州保全協議会の海洋プログラム・コーディネーターでファンディ湾の監視(Fundy baykeeper)を行っているマシュー・アボット氏は「海洋のゴミはニューブランズウィック州の沿岸にとって深刻な問題です」と警鐘を鳴らし、こう述べている。
「人間が出すゴミはあまりにも広範囲に広がっています。プラスチックにおいては小さく姿を変えても決して消えてなくなることはありません。それらを動物たちが餌と間違えて口にすることで、様々な問題が引き起こされます。」
「また漂流ゴミが体に絡みついたり巻きついたりすることで、生物が命を落としてしまうケースもあるのです。」
アボット氏は現在、地方と連邦政府ならびに非政府組織と協力してゴミ問題の解決に取り組んでいる。ちなみにペプシの模様を持つロブスターは、そのまま他のロブスターと一緒に出荷されていったそうだ。
画像は『CBC.ca 2017年11月29日付「Grand Manan fisherman finds lobster with Pepsi can imprinted on claw」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)