「ママ、この子飼ってもいい?」庭から抜け出した犬、子猫を連れて帰る(米)<…
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ニャン・トゥーの頭ほどもある舌の余分な組織は約3キロもあり、4時間もかけて取り除かれた。舌の巨大化は、蚊が媒介する感染症「象皮病」にかかっていたものと見られている。
象皮病はミャンマーの人々とって珍しくはないというが、クマが感染した事例は初めてだったそうだ。今回の手術を終えてベーコン獣医はこのように語っている。
「ニャン・トゥーの生活は以前と比べものにならないくらい改善されました。『ニャン・トゥーを救いたい』という専門家が知恵を出し合って共同プロジェクトを立ち上げ、このような良い結果を残せたことに感謝しています。今後も我々は、動物福祉と獣医のトレーニング促進のためにミャンマーで仕事を続けたいと思っています。」
またネルソン獣医看護師も「今回の病状は今までに見たことのないものでしたが、私達は諦めるつもりはありませんでした。本当に彼の生活が歴然と改善出来たことに大きな喜びを感じております。今のニャン・トゥーは元気よく食べて、よく眠り、身軽に動き回っています」と明かしている。
画像は『Herald Scotland 2017年10月23日付「In pictures: Bear with gigantic 3Kg tongue saved by Scottish vets」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)