このほどジャスティン・ビーバーがインスタグラムに「BLACK LIVES MATTER」と印字されたメッセージをアップ。ファンに対し「黒人の気持ちは理解できないかも。でも僕達は、みんな神の子なんだ」などというメッセージを添えた。
23日、ジャスティン・ビーバーがインスタグラムを更新し、アメリカの黒人差別について、このような思いを綴った。
「僕はカナダ系白人だ。だからアフリカ系アメリカ人の気持ちは、これからも理解できないでしょう。でもこれは分かるんだ。僕は喜んで立ち上がり、自分の意見を伝えたい。差別問題に目を向けてもらうためにね。これは現実にある問題なんだ。これまでの人生で僕が見てきたなかで、今が一番ひどい。僕達は皆、神の子だというのに。そして僕達は、みな平等なんだ。」
現在はずいぶん神に傾倒し、熱心なクリスチャンだというジャスティン。かつて荒れに荒れた彼が更生したきっかけも「神様の声を聞いたから」だといい、その後の生活の立て直しは早くスムーズだった。
しかし、そんなジャスティンも2014年には過去に撮影したという差別動画の存在が発覚。その中でジャスティンは大ヒット曲『ワン・レス・ロンリー・ガール』の歌詞を変え、こんな風に歌っているのだ。
「黒人がひとり減るよ。」
「もし僕が君を殺したら、僕はKKK(クー・クラックス・クラン:米白人至上主義を唱える秘密結社)のメンバーになるだろう。でも黒人がひとり少なくなるさ。」