5月に英マンチェスターにてショーを開催し大勢のファンを熱狂させたアリアナ・グランデだが、その直後に会場エントランス付近で男が爆弾を起爆させ死亡。周囲にいた多くの罪なき人々が巻き添えになってしまった。犠牲者の多くは若者で、最年少は8歳の少女であった。生きていれば9歳になっていたであろう少女を想い、アリアナはステージやSNSで彼女を追悼した。
テロ事件発生後に意識はあったものの、母親の姿を探し「寒い」と震えていたというサフィーちゃん(Saffie Roussos、当時8歳)。人々は彼女を励ましたというがその後、搬送先で死亡が確認された。誰にでも愛される優しい子だったというサフィーちゃんの死に、アリアナ・グランデも大変なショックを受けたとのこと。7月5日にブエノスアイレスでショーを開催したアリアナは『Somewhere Over the Rainbow』を熱唱。観客席に投げキスをした後、生きていれば9歳のお誕生日を迎えていたはずのサフィーちゃんを想いこう語った。
「誕生日おめでとう、サフィー。」
またアリアナはインスタグラムにも「サフィー、私達はあなたのことを想っています」と綴り、幼くして亡くなったサフィーちゃんの冥福を祈った。ちなみにサフィーちゃんの誕生日にはサフィーちゃんの地元でもメモリアルが開催され、大勢の人々が集結。天国のサフィーちゃんのため無数の風船を用意し、空に向けて飛ばした。