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writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】心肺蘇生法の講義中に心臓発作を起こしたインストラクター自ら適切な指示、生徒に命を救われる(英)

実はデイヴィッドさん、今年2月にある病を患ったが予定より早い3月末に退院していた。その後心臓発作を起こしてしまったのは、恐らくこの病の影響ではと医師らは考えているようだ。今回の入院では心停止と肺血栓症を起こしており、万が一のためにデイヴィッドさんの胸には除細動器が植え込まれ、閉塞した動脈を開くためのステント治療が3回ほど行われた。

当時、周りには冷静に対応しているように見えたデイヴィッドさんだが、CPRの講義中に自分が突然倒れてしまうとは想定外だったようで「あの日の出来事はなんだか奇妙に思えます。心臓へのダメージが深刻だったので、入院中は昏睡状態に陥りながら生死の境を彷徨っていました」と語っている。

医師らは脳にダメージが残ることを恐れていたものの、デイヴィッドさんは奇跡的な回復を見せ、頭もしっかりしていて介助なしで歩くなどすっかり元気になったようだ。しかしそれはキャロルさんの的確な措置のおかげであり、「彼女がいなければ自分は助かっていなかっただろう」と教え子に深く感謝していた。

画像は『DevonLive.com 2017年7月19日付「First aid tutor had to talk students through saving his life when he had heart attack」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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