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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】「シートポケット内の針が指に。HIV検査を受けなければならない」男性がデルタ航空を訴える(米)

機内で客室乗務員(以下CA)が受ける乗客からのクレームのひとつに「清掃が不十分」という問題がある。シートあるいはアームレストに汚れがついていた、シートポケットにコーヒーがこぼれた形跡がある、チューインガムがついていたなどは想像がつく話である。長距離路線の飛行機であれば、空港に到着して次のフライト準備として機内食、水を含む各種飲料、いくつもあるトイレの汚物用タンクの交換、そして給油作業もあるため清掃業者がフルクリーニングを行う時間はたっぷりとある。だが、国内線など短距離路線になると飛んできた機材が折り返す、あるいはすぐに別の空港へ飛んでいくことが多く、前の便から遅延が発生しているような場合が要注意なのだ。

着陸態勢に入る前にCAが大きなビニール袋を手に「ゴミ捨てにご協力ください。シートポケットの中や床も確かめて下さい」と言いながら通路を何度も往復し、手袋と専用クリーナーを手にトイレに入る姿を見かけるのは、遅延が発生して次のフライトも押せ押せとなっている場合が多い。業者の清掃作業ができるだけ早く済むよう、CAたちも出来る限りのことをやっておかなければならないのだ。空の旅を快適なものにするため、誰もが「シート、テーブル回り、床を汚さない」「トイレをキレイに使う」「シートポケットや頭上の棚に忘れ物をしない」ということを守りたいものである。

画像は『TMZ 2017年6月13日付「DELTA AIRLINES SUED Stray Needle in Seat Pocket FORCED ME TO GET HIV TESTING」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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