中国のSNS、そしてYouTubeで今、広州市の中心街で撮影された超お騒がせ男の動画が大きな話題となっている。動画は向かい側のビルのやはり高層階にいた人が撮影したもので、41階建ての高層ビルの屋上で1人の男がうろうろして今にも飛び降りそうな気配を見せていることから、誰もがハラハラしながら見守っていたようだ。

そして男はジャンプ。撮影者の周辺にいた者たちがその瞬間、「うわ～っ！」と大声を上げたことが動画からもわかる。ところが数秒もなくそれは安堵、あるいは感動とも受け止められる「おお～っ！」という軽めの声に変化した。男の背からパラシュートが開いたのだ。

この男の身元については地元メディアも調査に乗り出しているもようだが、それにしてもなんという命知らず。減速に成功してなんとか着地するにしても、地面はアスファルトで車やランプポストが無数ある中に飛び込むことになる。「今回のお騒がせ行動が成功したというのなら、この男はまたどこかのビルで同じことをやらかす」と心配する声も出ているようだ。

ところで、人気のバンジージャンプも決して安全とは言い切れない。フランスでは2015年夏、カップルが65メートルの高さからバンジージャンプに挑み、地面に全身を強打して女性が即死。男性は意識不明の重体となって病院に搬送された。また特殊なジャンプスーツを着てむささびのように飛び降りる「ウイングスーツジャンプ」も同様。スイス・アルプス山脈で昨年夏、『Livestream』にてライブ配信しながらそれに挑戦した28歳の男性が死亡。時速は最高で200km出ることもあるという。

出典：https://www.youtube.com
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）